雪不足でキャンセルが相次ぎ、成田さん、奥野さん、大嶋さんの3名のみの参加となり、
急遽、技術選出場の岡本亮、伊豆原、近藤玲子の3名と受験組の工藤の参加で、岳志を中心に強化キャンプを行いました。
12/29・30と降り続いた雪で、全コース滑走可となり、4日間、シーズン始めとしてはまあまあのコンディションでスクールとキャンプが出来ました。
私(村上)も、久々に技術選出場組とトレーニングに励み、新しい滑り(?)にトライしました。
…が、自分には従来通りの真ん中に乗って高いポジションで滑る方が絶対に楽に滑る事が出来るし、
どんな条件の中でもスキーのコントロールが自在に出来ます。
最近の技術選はどこに向かって進んでいるのか、いささか心配です。
人工的なフラットなバーンでスピードを追い求めてどうなるのか?
結果は暴走するスキーヤーが増えるだけではないのか?
早さを求めるスキーヤーは競技スキーと言う分野があるのだし、
技術選がそう言う方向に進む事は全く無いのだと思う。
どんな条件、状況の中でも、自由自在に滑れる完成度を競うのが、
技術選の本来の姿では無いのだろうか?
早い時期に技術選の種目のせめて半分が
本来のナチュラルバーンに戻るべきだし、
使用するスキーも、オールラウンドの1本に限定すべきと思う。
そうすれば技術選で競う技術が一般スキーヤーにより身近なものになり、
スキー本来の楽しさ、素晴らしさが広がり、
スキーヤーが増える事につながるのではないだろうか?
早くスキー連盟の教育部に方向転換して欲しいと願うスキー指導者は
私だけではないと思うのだが…
話が脱線してしまいましたが、スクールの3人組は小人数と言う事もあり、
中身の濃い練習が出来ました。
成田さんは、4日間滑れるかと言う体力の不安もどこかに行き、
一番熱心に滑り込んでいました。
奥野さんは念願の一級にトライ、見事合格!!
何年ぶりかのスキー復帰の大嶋さんは、徐々に感覚が戻り、
最後は驚くほどの上達でした。
正月に入ってからのポカポカ陽気で雪がどんどん少なくなっていく
1/3夕方帰途につきましたが、今後の雪の状況が心配です。
投稿者 村上毅 : 2007年01月03日 22:44
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